ばい煙発生施設（ボイラ）の規制対象規模が変わります！

大気汚染防止法、ばい煙発生施設（ボイラ）の規制対象規模が変更となります。

○～令和４年９月３０日

伝熱面積：１０ｍ2～

重油換算：５０Ｌ/H～

↑↑↑どちらか一方でも基準値に達していれば届出が必要・・・

●令和４年１０月１日～

伝熱面積：規模要件撤廃

重油換算：５０Ｌ/H～

↑↑↑重油換算のみ規制対象となり、伝熱面積での規制が無くなりました(・。・)

上記に該当しないボイラは基準値外となるので届出の必要が無くなります。

つまり、自主検査によるＮｏｘ／Ｓｏｘ／ばいじん等の測定／記録をする必要が

無くなるということになります。

ただし、法で基準値外となっても県や市が独自で条例として基準がある地域が

全国32ヶ所ありますのでご注意くださいね♪（自主検査はありません）

※北陸では金沢市や福井市は条例で基準値内のボイラは届出が必要です。

伝熱面積：５ｍ2～

重油換算：～５０Ｌ/H

金沢市：金沢市環境保全条例

福井市：福井市公害防止条例

富山県：なし

○現在ボイラが設置されている場合はどうなるの？

条例が無い地域で基準値外となるボイラは、届出が抹消されることとなるの

ですが、その際の廃止届等の提出物等は不要だと思われます・・・現状不明（汗

ただし条例がある地域ではおそらく自動的に条例に移行となる！のでは？

と想定しております・・・現状不明（汗

明確にどうなるか？は、開始３ヵ月前（７月頃）から周知徹底するため

各事業所（銭湯さん他）への通知等が始まるとのことです。。。

１０m2以上の規制撤廃によりこれまで規制値に囚われていたボイラ

メーカーも、ギリギリ規制値以下で届出要らず！

を売りにする必要も無くなるので

５０L/H以下でキチンと燃料に見合った熱回収ができ、環境負荷も軽減する

真面目？なエコボイラを作ることが出来ることとなり

この先更に効率の良い、ボイラが増えてくることになるでしょう♪

そういった観点から、非常～～～に有意義な改正ではないでしょうか！！！

ちなみに弊社のボイラ（無圧温水缶）は

昔から伝熱面積が大きいことが売りの一つですので是非！（笑