銭湯・浴場設備の専門メーカー『協和工業株式会社』

御経塚の湯様 ボイラー入れ替え

2015年10月の話になりますが、「御経塚の湯」様でボイラーの入れ替え工事を行いました。
御経塚の湯



ボイラー正面

御経塚の湯では、チップ(木材)を燃やしたり、廃油を焚いてボイラーの温度を上げていて、チップはコンベアーで自動で入る仕組みになっています。

ボイラーの左側です。配管が密集していますが、溶接する時は順番を考えて配管をしていきます。(溶接がしやすいように)
こういう細かい段取りは現場班と工場班で打ち合わせをして決めていきます。
さらにボイラーの製作段階で、お客様と相談してソケットの位置などを決めました。



燃焼器で薪を燃やしています。



！！

なんという事でしょう！燃焼器で焼き芋をしてるではありませんか！面白いですね！この発想は私も思い付きませんでした。

ちなみに御経塚の湯では、焼き芋の他にもフルーツがたくさん入ったアイスを販売していて、爆発的に売れているらしいです。
アイスは東京にあるアンテナショップ等でも販売しているみたいですよ。


この事を御経塚の湯の社長さんに話を聞いてみたら、社員の方がこれをやってみたい！あれをやってみたい！といろいろ意見を出して実現したらしいです。
アイデアを出す社員の方の意欲と、それを実行させる社長さんの行動力が、一見結び付かないような銭湯と焼き芋とアイスのコラボを生み出したのかなぁと思いました。

この姿勢は我々協和工業も見習わなければならないな～と思いましたね。

とても為になったボイラー入れ替えでした。

金城温泉元湯様、ボイラー納入

金城温泉元湯さんは、石川総合スポーツセンターお隣

大きく掲げられた『ゆ』の文字が遠くからでもよく見えるのでご存知の方も多いのではないでしょうか！？

泉質は、美肌効果抜群のコーヒー色！
不思議で、なんとも美味しそう♪（笑
浴室も落ち着いた色調で統一、正面の絵がTHE金沢！素敵です。

腰掛けてマッタ～リできる座湯や豊富な源泉の湯量を惜しげもなく掛け流ししているお風呂等、魅力満載ですよ！

そんな金城温泉元湯さんのボイラーは、弊社規格品で最大級のボイラーが入っております。

仕事を全うした旧ボイラー

新しいボイラー

新旧で見た目は変わらないのですが、鉄板の板厚やパイプ・溶接等々、進化し続けております。

直接炎が当たる焚口・底面は耐火レンガでガッチリサポートします。

ボイラーと接続するパイプは、溶接で直接繋ぎます。

配管の簡素化による省スペースが可能となったり、故障原因の特定し易さ、メンテナンス性など一般的なボイラーにはない利点が数多くあります。

設置施工作業も完了、綺麗に収めることができました！

この時点で浴場の営業は可能ですが、実はまだ終わっておりません。
・・・何でしょうね？

そうです、保温工事です。
分かった方、スゴイ（笑

設置施工後にキッチリ保温をして本当の完成ですよ。

金城温泉元湯様、ボイラー納入ありがとうございました！！！


弊社には、浴場設備に特化した商品が数多くあります。
是非一度、ご連絡お待ちしております。






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油タンク 完成

架台も完成したので後は油タンクの水張り試験と塗装ですね。




油タンク関係は消防に申請するので写真撮影はしっかりとしておきますよ。ちなみに水張りをして１日おきました。当たり前ですが漏れも無かったので安心して出荷できます。




下地に赤さび色を塗ります。屋外に設置なのでこってり塗ります。




協和グレーで仕上げ塗装です。刷毛塗りでこってり塗ろうかと思ったら、思いのほか塗装が垂れてきて焦りました(笑)



これで油タンクは完成になります。
この油タンクを納入する銭湯さんは、今までは薪やおかくずを焚いていたんです。でも最近は時代の流れか、手に入りにくくなっているみたいでＡ重油を炊かないといけないらしいです。経費削減で頑張って木を焚こうとする気持ちはあるのに、その木が手に入らないというのはなんとも可哀想な感じがしました。

油タンク 架台製作 完成

架台も残すとこあと僅かですね。土台部分と足の部分にかかる補強板を入れます。これがないと架台の強度が出ません。



補強板を入れてない状態。この状態だとまだグラグラします。




補強板を仮付けします。



これは裏側の部分。手前は手棒溶接(被覆アーク溶接)、奥の部分は半自動溶接と手棒溶接の会わせ技です。基本架台なんかは半自動溶接でいいんですが、狭くてトーチが入りにくい部分は手棒を使います。




これは表側の部分ですね。





補強板を溶接するとパリッとして見えますね。これで架台が完成しました。なかなかいいんじゃないでしょうか。次は塗装になります。

油タンク 架台製作

油タンクの架台の製作です。


タンクが乗る一番大事な部分。FBを挟んでツライチにします。



これは架台の足の部分。パッチ部分は工事後にモルタルで巻くと現場班から聞いたので、施工しやすいように少し小さめにしてみました(愛情)
溶接する時は極力歪みを出さないように拘束します。これだけで溶接後の反りがなくなるし、叩いて治すの大変なんで(汗)


　溶接は半自動でちゃちゃっとやっちゃいますよ。


足部分も組んでいき…







おお！なんかそれっぽくなってきました！形になってくるとテンションが上がってきますね！