本日の作業は、富山県砺波市に行きました。
オーナー様から逆洗バルブを交換して欲しい!とのご依頼がありました。
このバルブはろ過機の内部を洗浄する水(圧力水)を入れるバルブです。
ろ過循環の配管ラインにつながっています。
このバルブで止水出来なかった為、水がどんどん浴槽に入って、浴槽の温度が上がりにくくなっていたり、浴槽調整タンクが、オーバーフローしていました。
このバルブの交換の際、水の流れを止めないと作業出来ませんので営業終了後の作業となりました。
(カラン、水風呂など止まってしまう)
早速取り替えて行きます。
配管は白管65Aでしたので、まずガスで切断します。
片手で撮影。よい子はまねしないでね。
こんな感じに切断しました。
このバルブの下の配管はチーズになっています。
まだまだ使えそうなので、今回はチーズを残して配管していきたいので、縦のねじ込み配管をはずします。
そこで使用するのが、このパイプレンチ。
社員の間ではデカパイと呼ばれている道具で、600mmと900mmで、結構重いですがサイズの大きい、ねじ込み配管を外したり、締めこむのに重宝します。
さらにガスでチーズ継手をあぶります。あぶって熱することで継手が熱膨張で広がり配管がはずしやすくなります。ハチミツ瓶のふたのイメージですかね
バルブとパイプを外した状態。なんかスッキリしましたね。
バルブの上についている、角ニップルもそのまま使用します。使えるものはなるべく使用します。
ニップルに付いている錆、シールテープを、ワイヤーブラシで除去します。
新バルブ、フランジ継手をねじ込みます。ユニオンは使用しません。(このサイズのユニオンはなかなか、はずれないので。)フランジ継手の方が、配管しやすいです。
これだけでも、結構重く汗だくです。
縦の配管分を寸法取り、パイプを切断、ねじを切ります。
フランジ継手を取り付け、チーズにねじ込みます。
パッキンを入れます。
ボルトナットを締め込んで・・・
とりあえず完成です。このフランジが、ピタッと合わさるとすごく快感なのです。(僕だけでしょうか?)
後は、通水して漏水していないかチェックします。
水試験で漏水がなかったので、余分なシールテープを取り、メッキが取れてしまったねじ部分に塗装をします。
ローバルを使用します。
完成です!!!
もう一つのバルブ、男女合わせて2組交換しました。
う~ん、達成感。