〇浴場設備・一般設備系温浴施設(病院・老人ホーム等)にも幅広く対応可能な省エネ
真っ先に思いつく省エネといえば、電気・水・燃料ですね♪
これは業種問わず概ね変わらないのではないでしょうか?
その代表的な省エネ方法といえば..
電気:不要な灯りを消すことやLEDに取り替える
水 :節水を促す看板を設けたり節水器具に取り替える
燃料:ボイラの灰・ススの清掃による熱効率の回復やボイラの設定温度を下げる
・・省エネは細かいことの積み重ねが大切ですが
それほど目に見えて大きな節減効果はありませんよね(汗
そこでこの3種類の中で圧倒的にランニングコストがかかる燃料を
根本的に減らす方法の提案です!!
温浴施設の燃料といえばA重油・灯油・ガスを使用したボイラが一般的です。
これらのボイラを今まで通り使用しつつ
新たに薪焚専用ボイラを補助ボイラとして設置します..
薪を焚きましょう!!
燃焼方法は、至ってシンプル手動焚き!
つまり手作業により薪を燃やして湯を沸す方法です。
今の時代に人力作業かぁ・・と思うかもしれませんが
燃料となる薪は、大小長短多彩な形状・密度・成分・湿り具合等々で
燃焼条件が常に一定ではないことを考慮すると、おススメは手動焚となります。
更に自動焚の場合には初期費用やランニングコストが非常に高額となるので
目的である省エネ効果が薄れることとなるので、これでは本末転倒です(汗
もっとも自動焚ボイラは中・大規模施設設備となるので現実的ではありませんが・・
それならば薪ではなく木質燃料のペレット自動焚ボイラが良いのでは?
近年普及しているペレット自動焚ボイラは各社製品が揃っておりますが
一番重要なペレット単価がカロリーあたりの換算で
A重油に匹敵する価格帯である他、安定供給自体にも疑問が残ります・・
ボイラ価格も非常に高額で、付随設備・安全性・メンテナンス・故障
そもそもの仕組み等々含めたコストを考えるとエコではあるが
節約とは掛離れている点で普及の足枷になっているものと思われます。
一方で弊社の協和式無圧温水缶は、銭湯の過酷な使用条件下で
経験と実績を経て現行ボイラとなっており、確実な性能を発揮します!!
また、燃焼室が広く奥行もあり薪の形状や長さにも一定の対応が出来る他
他メーカーには無い特殊な水管・煙管W構造で徹底的に熱を取り尽くします↓↓↓
燃焼能力は各種規格がある他、設置場所に合せての特注サイズ製作も承ります!
薪焚きでは非常に重要な灰の取り出し作業も、大きく開く両開き扉により
メンテナンス性にも優れ、細部に渡り扱い易い構造となっております↑↑↑
このボイラを手動焚とすることで故障個所やメンテナスも当然少なく済みます。
安全面では人力で薪を焚くので一定して人の行き来があることで
目視確認することができ、確実な安全確保が可能となります。
上記で述べた通り、手動で薪を焚くことが非常に理に適っているということが
概ねお分かりになったでしょうか?..
〇地域もしくは地球規模の観点から薪を燃料として活用することの重要性について
燃料となる薪の主な出所は製材所の残材や住宅の解体材です。
これらを燃料として焚くということは廃棄物を減らす試みとして
ゼロエミッションにも繋がります。
薪を焚くことが廃棄物を生み出さない資源循環型社会の形成にも
大きく役立つということです。
更に薪を焚くことは木質バイオマスエネルギーとしてカーボンニュートラル
つまり二酸化炭素の排出量に影響しない燃料となるので地球温暖化防止への
多大な貢献となります。
現代社会おいてこれらの取り組みは優良企業として認知されるだけではなく
環境問題に取り組んでいる企業というステータス、それに伴いイメージアップとなり
売り上げにも影響する時代となっております。
当初の目的である省エネ対策として、ただ薪を焚くだけではなく
上記で述べた内容を情報公開・情報発信し宣伝すること
最近ではよく見かけるCO2削減量を森林吸収量に変換したものを毎月公開する等
身近な環境問題として関心を持ってもらうことで一石二鳥、三鳥・・
更なる多様な効果をも生み出すのではないでしょうか?
また国や地方自治体では省エネやバイオマス関連の支援制度等で補助金申請が
可能な場合もございますので活用することをお勧めします。
石油が枯渇するまであと50年と試算されております・・
節減効果が大きい省エネをしつつ、地球環境にも充分配慮できる設備として
最善最良の方法だと確信しております!!